こんにちは、石井です。
キャリアカウンセリングを実施していて、こういうことけっこうあるね、と感じたこと。
仕事の悩みのようでいて、プライベートの事情があふれて仕事に影響がでてつらい、といったことがあります。
退職の理由でも「家庭の事情」てよくあります。(建前として使う場合もあるけれど今回その話ではなく。)
その家庭の事情って、育児や介護とかだったりするんだけど、それは表面的なことだな、と思うお話がこれまで多くありました。
よくお話をきくと、育児や介護を担当するにあたって、周りのリソースをうまく使えたり、つながりのなかでいろんな人が関わるようにできたらもっと違うんだろうな、と感じることが多いのです。
むしろ、それができない状況(環境や自分自身の行動・考え方)こそが、しんどさに直結してるのかな、と気づかされます。
身近な人と苦労を分かち合えない、てことや、孤独であること。場合によっては身近な人との関係でむしろパワーをとられてしまうようなこと。
孤独な関係性って、自分をオープンにして助けを求める、そういう関係性を作れない、ということの背景にはきっと、ひとそれぞれの理由があるわけです。
幼少期の親との関係や、友人、学校での経験で学習してきた、「人との関係の作り方」によって、苦しんでいるようなことも。
キャリアカウンセリングにいらっしゃるような方は、すでにとても努力していらして、お仕事も成果を出していたり、周囲も認める有能な方が多くて。(私は違うと思ったあなたもね。笑 こんな文章を読んでくださってる時点で真面目な方です!)
そういう方のお話をきいてると、いま背負っているものをおろしたら、もっと軽やかになって、輝く姿を見られるんだろうな、てたのしみになります。
話をきいている私からは、未来のもっと軽やかに生き生きと暮らす姿がみえる。
でもそのためには、培ってきた考え方の癖を客観視したり、過去のしがらみに「片をつける」(ここで物理的に「片付ける」ことが役立つことも。)場面があったりする。
それには時間がかかったり、痛みがともなう事もある、しんどい、めんどくさいなあっていうことも、ある。
でもそれに本気で取り組んだ人たちは、時間がかかっても、めざましく活力を取り戻していく。
そういう変化は、私のカウンセリング1回でぴょいっと簡単にいくものじゃなくて、ご本人の覚悟と努力、試行錯誤のなかに、キャリアカウンセリングも一つとしてパーツを担えたら嬉しい、というようなものなのかな、と最近は思います。
時間がかかる、といっても、数ヶ月とかの間でどんどん変化してゆくので、ご本人にとっては地道で試行錯誤の日々であっても、伴走させてもらっている者からしたら「すごい!めきめきと進化されているー!」という姿です。
これまでサポートさせていただいてきた方の中には、そうやって 今まで背負ってきた重たいものと格闘して、重荷をおろして、軽やかにお仕事でますます力を発揮されている方々がいます。もちろん、家庭での時間も喜びが多いものになっている。
そういう姿を見せていただけることは、カウンセラーとしてとっても幸せなことだなぁ。とありがたく思う日々です。
まとまらないけれど、そんなかんじ。
Joy Living Lab.石井
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