こんにちは、Joy Living Lab.石井です。
先日テレビつけてたら、花王のアタックさんが「蛍光増白剤フリー!」と高らかに宣言していました。(CMね)
おお、いい時代になってきた!?と感じましたよ。
なんでかというと。
合成洗剤には、蛍光増白剤が入っていることが多いんだそうです。
これ何かというと、名前のとおり、光らせる、白くする薬品なんですね。
つまり、汚れを落とす機能ではなくて、ピカーンと白く「塗る」ためのものです。
極端にいえば、多少汚れたりくすんでいても、光を反射して明るく見せる機能ですね。
市販の白いシャツなどは、もともとこの塗料が塗ってあることも多いようで、そういうものは蛍光増白剤なしで洗っているとだんだんと塗料がおちて、「白さが減ってきたかな?」感じるものだそう。
お化け屋敷とかに入ると、ブラックライトに白く浮かび上がるあれです。
衣類はみんなピカーンと白くしたい!という方には向いている薬品ですが、淡い色の衣類が白っぽくもなります。
そして蛍光増白剤には発がん性があるという調査もあり、国としても、口に入れるものやガーゼ、赤ちゃんの製品には使用しないようにという通達がだされています。
せっかく製品に使っていなくても、日々の洗濯で使っていたら、、という話。
まあ、あまり神経質になる必要はないでしょうし、衣類を白く見せる必要がある方には(うーんたとえば人前に立って制服を着る職業のひととか・・?)有用なものだろうなと思います。
ただ私としては、あんまりピカーンと白くしなくていいから、そしてあまり余計な塗料を入れるよりも、ちゃんと汚れを落とせる洗濯をしたいなと思っています。
そんなわけで、メジャーな洗剤ブランドで合成洗剤が蛍光増白剤フリー!をうたい、そういう製品を作っていくのが当たり前になっていくのって、いい流れだなーって感じました。
花王さんのページ、蛍光増白剤とは?の解説↓もわかりやすいです^^
蛍光増白剤はじめ、合成洗剤には何が入っているの?といったところから学べる講座、今度宇都宮で開催します。
そんなかんじです。
Joy LIving Lab.石井