前回の続きです。
先日の復職準備セミナーでお伝えしたく熱を入れたこと。
子どもが熱を出した時にどう対応するのか、普段の家事育児の分担、家電やサービスをどう駆使するか、のノウハウの話も確かに気になるし大事なのですが・・・
(そこへの対処も必要です。パートナーと取り組めるワークシートを宿題にしました。)
ノウハウを超えた部分でお伝えしたいことも、もりもりにお伝えしました。
夫など一緒に育児を担う人とのパートナーシップを深く作っていくこと。
ぶつかることを恐れて、大人ぶって「期待しない」などといっていたら。
今そんなことをいっていたら、夫に期待できる時は一生来ません!その結果が上の世代の、仮面夫婦や熟年離婚の多さなのよ〜(毒)
一緒になったこの人と、どんな人生を歩んでいきたいか?ぜひ一緒に考えて・語り合ってみてくださいね。
世間からの「母ならこうあるべき」「会社人としてこうあるべき」といった価値観から自由になること。
自由になるのは難しくても、あ、これは世間からの押し付けの価値観だなと気づけると、だいぶ楽になると思います。
日本では、母業界では母業を100%やることを求められ、会社では会社人を100%やることを求められ・・・といった具合になるけど、、そんなの無理ですから!
毎日子どもを生かして、とにかく会社にいけているだけで、自分に200点をあげてほしいです。
睡眠、栄養をとって健やかに過ごすこと!
日本人は世界的に見ると睡眠時間が比較的短いのですが、特に子育て期の女性は男性よりも睡眠時間が短いのよ〜〜涙。睡眠は健康の基本、ご機嫌の源です!
あ、よくワーママ向け雑誌とかで朝4時起きとかのモデルケースやってるのは、幻想ですから!
健康を保つにはたいていの人は7時間の睡眠が必要と言われています。子どもに起こされたりすることを思えば、8時間お布団に入っていられるのが理想・・。子育てや家事の手をあちこちから引っ張って来て、手抜きも覚えて、しっかり眠ることをぜひ優先順位をあげてほしい!
自分のwill(やりたいこと・ありたい姿)を探し続けること
この時期はやるべきことがてんこ盛りで、やりたいことは後回しになりがちです。でも、「子どもを預けてまで」やりたいと思える仕事でないと、続けるのがしんどくなってきて当たり前。
自分のやりたいこと、喜びはなんなのか?時々は一人で時間をとって振り返り、確認することが必要です。
そして、、
女性が「子どもを育てながら働く」チャレンジは、私たちの世代の課題
上の世代の女性たちは、女子は学校にいけない時代→就職できない時代→結婚したらやめないといけない時代を経験してきていて。
「女性が子どもを産んでも働ける時代」はまだ日本では始まったばかりで、だから苦労がたくさんあります。きっとこれを乗り越えるのが私たちの世代のテーマなのだと思う。
今の子どもたちの世代は、こんなに苦労せずとも、女性も男性も、ふつうに働いてふつうに子どもを育てられる世の中になっているように、、それぞれの現場で頑張りましょう。自分をいたわることを優先しながらね♪
そしてそして、色々と脅かすようなことも言いましたが、子どもを育てながら働くのっていいこともいっぱいですよ❤️
といった話をしてきました。
これら一つ一つ、もっともっと丁寧にするべき話なので、気が向いたらそれぞれについてもう少しくわしく書きますね。
こういった事柄について感じることを、身近な人や、キャリアカウンセラーなどに聞いてもらい、自分の考えを整理するのも大変オススメです。(私もキャリアカウンセラーなのでお気軽にどうぞ!)
その日に回答してもらったアンケートでは、
・職場復帰に向けて、イメージができてとても勉強になりました。
・悩んでいる人が自分以外にもたくさんいるとわかり、頼もしく感じました。
・世間体や外的な評価に縛られていたことに気づけた。自分の健康にも気を遣っていきたい。
などなど、嬉しいコメントをたくさんいただきました。
こういった、キャリアを考えるためのセミナーは、復職準備に限らずに定期的に行なっていくほうが良いのかもしれない・・と感じたひと時でした。
ご参加のみなさま、
託児で待ってくれた子どもたち、
主催のアコールさま、
本当にありがとうございました!
そんな感じです。
後日談として・・この日の夕方に、首相の記者会見で例の「全国一斉休校」の発言があり。。小学生が二人いる我が家は大わらわしていました。
アコール含め市のイベントも軒並み中止のお達しがきたそうで、
もし翌日の予定だったら開催自体ができないところでした。。
偶然、奇跡のタイミングで開催できましたねとアコール担当者の方とお話ししておりました。。よかった。。
みなさんの健やかな復職を願うキャリアカウンセラー
Joy Living Lab.石井
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