Joy Living Lab.のヘルシーな日記

女性の健康とキャリアを支援するJoy Living Lab.のブログです

どんなキャリアを描くのか?の前に。

こんにちは。Joy Living Lab.石井です。

 

Joy を屋号の最初にもってきているくらいなので、みんな自分にとって楽しいこと、ワクワクすること、体が自然に動いちゃうようなこと、を中心にすえて生きていこうよー!と考えています^^

 

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仕事人生を考えるうえでも、不確実性が高まっている現代では結局のところ、やるなと言われてもやっちゃう、てくらい自然にできたり好きなことをやっていけるといいですよね。外界のリスクはあらゆる意味で高まっていきますから、内面の確実性を高めること、自分の直感を信じて、人と違ってもやりたいことをやっていく勇気が必要な時代なのではないかと思っています。

 

と、日々思いながらキャリアカウンセリングを実施させていただいていて、感じたことがあったので書きます。

 

自分の気持ちを後回しにしすぎてしまうと、Joyがわからなくなっちゃうんだよね、て話。

 

ある、転職を考えている方のお話を伺っていて、その方のこれまでの就職・退職・何度かの転職、の経緯と理由をきくにつけ「親の期待に応えないと」が前面にでていました。

 

そして、今後どうなっていきたいか?の問いへの答えをきくと、どこかで聞いたような「勝ち組像」の年収、所有物(不動産)を目指しているとのこと。

だけどそれを語る彼女の目には、そこに向かっていきたいというワクワク感や希望は映っておらず、その未来が正しいと信じようとしているかのような重さが漂っていました。

 

これまでお仕事で実績も出していらっしゃるし、有能で会社でも評価され着実にキャリアをつんでこられた方です。でもその内面は、親からの評価、「一般的な他人」からの評価を得るための努力を続けてこられたのかもしれないと感じさせるものがありました。

 

よくきくと、就職の時には希望する業界Aがあって(華やかなイメージのある業界)、それを親に話したら「そんなのやめときなさい、それならこっちにしなさい」と親の関連する業界B(手堅いイメージの業界)に入ることになった、とのことでした。

 

 

いま、その業界Aにチャレンジしたいというのではないのです。だけど、業界A的な世界へのおもいを持ち続けているようにも感じられました。

 

果たせなかったおもいは残るのかもしれません。うまくいかなかったとしてもトライしていたら、そんな自分にもっと誇りをもてたのかもしれません。

 

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キャリア理論に「プランドハップンスタンス理論」というのがありまして。

計画された偶然、などと訳されます。

やりたいこと(計画)をゆるやかに持ちながら、日々を楽観的にフットワーク軽く、チャンスにはいつでも乗れるぜ!というノリで生きていくのがいいよ、どんどんトライして、失敗しながら修正していくのがいいよ、的な話(と理解してます)。

興味ある方はこの本↓など参考になりますよ。(この理論の日本語の本あまりいいのがなくて、でもこの本はとてもわかりやすく納得感ありました。前職の大先輩の著書です。)

 

クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方 (星海社新書)

クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方 (星海社新書)

 

 

 

 

今後の仕事人生を考えるとき、自分の意思がどこにあるのか?を確認することはとても大切です。

それをすでにクリアに持てているひとは幸運ですし、つかみそこねてきてしまった、というひとも、 それに気づいた時点ですでに大きな一歩を進んでいます。

 

そのとき、育ってきた家族、つくっていく家族との関係が影響を与えることも少なくありません。

 

ひとと比べるのではなく、自分の内面に一貫性をもたせてゆくこと、自分を基準にして外の世界とつきあっていくことの練習が、私たち必要なのかなと感じます。

 

周りのひととの関係を保ち(いや場合によっては破棄してもいいんだけどね!)ながら、自分の気持ちを大切にして進んでいきたいなあ、と考えるひとときでした。

 

 

そんなかんじです。

 

 Joy Living Lab.石井

 

自分の内面の一貫性を育てていくキャリアカウンセリング実施中!

lab.joyliving.org