こんにちは、Joy Living Lab.の石井由貴です。
私、会社やめて何をしていきたいかな、と考えていたときに、
ふと「女性の健康とキャリアの支援」とおもいさだめ、
それ以来自分のミッションとして据えております。
「健康的なキャリアの支援」、とも言えるかもしれません。
※写真はイメージです。こんなポーズできたら世界が変わって見えそう!
そこで、今回はあらためて「健康」ってなんじゃろ?と考えてみたいとおもいます。
次回は「キャリア」ってなんじゃろ?にしたいと思ってます。
健康の定義で最もよく知られているであろう、WHOによるものはこちら。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが
満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
ですって。
私は最近あらためてこの定義をみて、「おおっ」となりました。
身体的にも、精神・心理的にも、そして社会的にも、well-beingであること。
それらがすべて満たされた(complete)状態、なのですよ。
この定義がされたWHO憲章採択は1948年(日本で条約として公布されたのは1951年)
のことです。
そんな、私が生まれる前からこの定義が主流のものとしてあったなんて、と思いました。
というのは、学生時代から、健康について語られる内容って、身体的なものに偏っているなあ、怪我や病気をなおすことに集中するあまり(もちろん大切なこと)、怪我や病気にフォーカスしすぎる、そのひと全体をみる視点が欠けがちだなあと、感じていたからです。それは、大学生・大学院で精神障害分野の研究をしていたせいもあると思いますが。
健康の話にもどると、私自身の関心としてはなかでも「社会的な」のところです。
そのひとの置かれた社会的な状況(男性か女性か、どんな地域か、どんな経済的状況か、など)
や、ひととのつながり度合い(量や質)
などが身体や心理・精神の状態にどのように影響するか、に関心があります。
そういったことをじっくり学びたくて、2017年春から大学院に在籍して自分なりのテーマを研究していってみる予定です。
関連する面白いことがあったら随時こちらにシェアしたいと思います。
次回は私のミッション「女性の健康とキャリア」のうちの
「キャリア」ってなんじゃろ、を考えてみます。
Joy Living Lab.石井