Joy Living Lab.のヘルシーな日記

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復職からのお悩みトップ3 <No.2 仕事が中途半端、家庭も中途半端>

 

こんにちは。Joy Living Lab.石井です。

 

昨日から急に始めました、 復帰後のお悩みトップ3(石井調べ)はこれだ!の続きです。

 

昨日は、No.3を発表しました。

blog.joyliving.org

 

 さて、映えある第2位は・・・!

(ドラムローール)

 

 

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(水辺のお散歩での1枚) 

 

 

ジャン!

 

No.2 仕事が中途半端、家庭も中途半端〜

 

はいこちらです。

 

※注:これ↑はあくまで、ご本人のお悩みとしての言葉(主観的なイメージ)であって、「あなたは中途半端だよ!(客観的に)」ていう意味ではないですよ!念のため。

 

仕事が中途半端になってしまう。その上家庭も中途半端だ。というお悩み。

もともとしっかりと仕事をしたいと思っていた方、妊娠前までは男女関係なく仕事をしていた方に特に多いです。

 

 

また、残業するのが当たり前の職場や業界だとこの思いはより強くなりやすいですね。

 

でもね、そもそも、

・仕事で1人前=残業をこなし、チャレンジングな仕事にも自ら挑戦できること

・家庭で1人前=手作りのご飯・きれいなお家で穏やかな笑顔で子どもと接すること

 

こんな二つの「両立」は、はっきり言って幻想です。

(はっきり言い過ぎかな・・小声)

 

こんな幻想の中で暮らしていると、「私ってなんてダメなんだ」「他のお母さんたちは軽やかにこなしているのに」「きっと睡眠を削ってやらなくちゃいけないんだ」「私が『しなやかに』調整してこなさないと」などなど、頑張りがすごく内向きになってきます。

そして自分で自分を責めて、自分で疲れてしまう。

 

何を隠そう私も、このワナにはまっていました。

 

仕事に対しては、お迎えに間に合うように早く帰るぶん、生産性をあげて価値を出さなければ!と意気込んで。でもそもそも時間が短い上に度々の呼び出しや自分の体調不良で思うように動けなくて自信を失ってしまったり。

それまで頑張ってきた人ほど、仕事に対して自信を失うことが、アイデンティティの危機に結びつくこともあります。(私もそうでした)

 

 

家庭については、私の場合は母が専業主婦だったのですが、「母がやってくれたくらいのことは私も子どもにしてあげなければ」という思いをいつのまにか強く抱えていました。

 

・毎日できるだけ体に良い食材でご飯を手作りする、

・おうちはいつも片付き清潔、

・子どもたちの様子をよくみてためになることを色々してあげる・・などなど

 

ま、今考えたら自分の親だってそう立派にやれていた訳でもないのでしょうけれど。

でも家に滞在する時間が短くて小さい子と暮らしていると、どうしたって家は荒れてしまう。

 

そんな時、散らかった部屋から責められているかのように居心地が悪く、自己嫌悪に陥ることもしばしばでした。

 

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(ご近所散歩での一枚) 

 

オススメの対処法:

 

私なりにいろんな方からお聞きしたり実践したりしてきて、オススメ!できる対処法をシェアします。

 

 

1.一体何と比べて焦っているのか?に気がつく

 

「中途半端」とか「足りない」て思っている、てことは、きっと何かと比べているんですよね。

 

いったい何を基準にしているのでしょうね?

 

 

もしも、

・仕事の標準=産前の自分や、今の同僚や上司

・家庭の標準= インスタ・雑誌上の素敵ママや、自分の母親、「専業主婦」イメージ

になってしまっているとしたら、もーどうやったって負け戦です。

 

 

だって、私たちには圧倒的に時間がないのですから!!

それらを両方できちゃったら、200%の能力発揮、スーパーマンですから!!

 

今ある自分の時間やパワー100%のうち、50%+50%でできていたら十分じゃないでしょうか?

 

人によっては70%+30%かもしれないし、40%+60%かもしれない。

  

産前の自分やメディア上のキラキラママと比べるのはやめて、あなたが自分の望むライフスタイル、納得いくワークスタイルを考えてみませんか?

 

すぐに答えは出ないかもしれませんが、考え始めてみることはできるのではないでしょうか。

 

(…ていうか、専業主婦の方だとしても、メディアに出てくる素敵ママは幻想ですから!めちゃ写真用に盛ってるから!)

 

 

 

 2.自分のリソースだけで全て賄おうとしない

 

私たちの時間・パワーは有限です。

持てる100%の時間・パワーの中で、仕事と家庭に40%+60%なり、配分していかないといけません。

(様々な工夫で仕事と家庭を融合したり相乗効果をだす方法もありますが、今回は話をシンプルにするためにぱっきり分けます。)

 

 

そして自分だけの100%のキャパシティの中でなんとかしよう、工夫しよう、と思っても、限界があります。

 

その枠を増やすために、自分以外の力を引き込むことを意識しませんか?

 

まずはパートナーである夫に。

少しでも仕事が納得いくものになるように、定期的にお迎えにいってもらうように話し合う必要があるのかもしれません。

なぜそうしたいのか、自分にとっての仕事とは何か、家庭に関わる時間を増やしてもらうことで彼が何を得られるのか、、、

これらを整理する時間をまず自分のためにとりませんか?(そのためにキャリアコンサルティングを利用いただくのもオススメ。)

それから何度か話し合ってみませんか?

 

また他に親族、ご近所の方、ファミサポさんや、シルバー人材さん、民間事業者など、できるだけ多くの人の手を借りて子育てができると、自分自身のキャパシティが広がるし、子ども自身の育ちが豊かになっていきますよね。

 

 

3.褒められるために頑張るをやめる

 

これはちょっと「1.いったい何と比べて焦っているのか?」に近いのですが。

 

 

なんのために仕事をしているのか?

それは人それぞれだとおもいます。

 

一人前の職業人になるために、認めてもらえるような仕事をする、というのが必要な時期もあるとおもいます。

 

でも、漠然と「ちゃんとした人にならなきゃいけない、そうじゃないと認めてもらえないから」、といった思いで頑張っていることも結構あるなと感じています。

 

でももはや、100%の力を尽くしても、「一般的な会社員の100%はできない」し、「一般的な専業主婦の100%はできない」のです。(そもそも「一般的な会社員」「一般的な専業主婦」て誰なんでしょう。)

 

もはや規格外になってしまったのだから、「みんなと同じようにできてエラい!」というのは終わったのです。

 

じゃあ、自分の基準を作りましょう。

さあ、自分が自分を褒めてあげられるとしたら、どんな状態なんでしょう?

誰かから認めてもらえるかではなくて、自分が納得いく基準はどんなことなんでしょう?

 

時間はかかるけど、少しずつ考えていけたら、近づいていけます。

何より、「誰か一般的なちゃんとしたひと」と比べてもう悩まなくていいんです。

 

 

 

 

はいっ!

以上、復帰後のお悩みNo.2とそのオススメ対処法でした。

 

明日は、いよいよ復帰後のお悩みNo.1を発表しますね。

 

 

今度、そんな復職の方へのエールの詰まったワークショップを宇都宮で開催します!

→終了しました。こういった話が扱えるカウンセリングは随時お受けしています。

peatix.com

 

 

そんな感じです。

 

 

Joy Living Lab.石井

 

ライフステージの変化を生き抜く女性たちにキャリアカウンセリング実施中!

lab.joyliving.org